印鑑の知識 by 上野印房手彫り印鑑職人上野雄一のブログ

手彫り印鑑の見分け方

印影で手彫りかどうかを判断するのは一般のお客様には難しいことです。
それに実際には購入前に見極めなくてはなりません。
そこでホームページの記述から判断できる点についてお話させていただきます。
しかし、基本的にお店のホームページに書いてあるのは、その店にとって都合のいいことだけです。
お客様が手彫り印鑑を見分けることが出来るでしょうか。

粗彫り途中の写真が付いているか

一番は、お客様のご印鑑を彫っている途中の写真がついていることです。
しかし、中には粗彫りし終わった写真を付けている印章店があります。
これでは粗彫りに機械を使っている可能性は拭えません。
あくまで粗彫り途中の写真が付いていることが手彫り印鑑を見分けるポイントです。
(上野印房の手彫り印鑑には、字入れ、粗彫り、仕上げ、それぞれ作業途中の写真をお付けしています。)

しかし、作業中の写真を付けてくれるはんこ屋さんは多くありません。
ほかに、「手彫り印鑑」かどうかを見分ける方法はあるのでしょうか。

値段はウソをつけない

先ほど「ホームページにはお店に都合の良いことしか書かない」と書きましたが、
実はホームページの記述でもウソを付けない部分があります。
それは値段です。
なぜなら値段以上の時間をかけて印鑑を作ったら、赤字になってしまうからです。
当たり前ですが、手彫りは機械化によるコスト削減が出来ませんので、 機械彫り、手仕上げよりも安くすることは出来ません。
当然、安すぎる印章店は疑うべきです。

では、高ければ、手彫り印鑑なのかというと、いい加減な印鑑を高く売っている店もあります。
だったら、もっとはっきりとした判断基準はないのか、ということで、もう一つ挙げておきます。
それは法人の印鑑の値段が文字数によって変わることです。
法人名(屋号)は、4文字も20文字以上も珍しくありません。
機械彫りならパソコンで文字を打つだけですので、4文字も20文字も手間はほとんど変わりません。
4文字と20文字・・・手彫りなら絶対に同じ値段では出来ません。
手彫りで法人の印鑑の字増し料金を取らないことは考えられません。

まとめ

安すぎる印章店、法人の印鑑が字増し料金でない印章店は疑うべきです。
ただ安すぎず、字増し料金であっても、手彫り印鑑とは限りません。
一番確実なのは、粗彫り途中の写真がつくことです。

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