印鑑の知識 by 上野印房手彫り印鑑職人上野雄一のブログ

法人印鑑の選び方

法人の印鑑はまず印鑑の形状から通称で丸印と角印と呼ばれるものに分けられます。

丸印は、法人名と役職名を彫刻することから役職印と言います。
この中で代表者の役職名を彫った印鑑を代表印または代表者印と言います。
これを法務局に登記すれば法人実印となり、金融機関に登録すれば法人銀行印となります。
また、部長之印など代表者以外の役職名を彫ったものを認印として作ることもあります。

角印に法人名(屋号)だけを彫ったものを社印と言います。
会社によっては角印に法人名と役職名も彫り、認印として使用するところもあります。

法人実印法人銀行印角印

法人実印

法人実印 文字通り法人の実印で、登記や重要書類に用います。
会社の設立には絶対必要な印鑑です。
■彫刻する文字
二重丸の外側に回し文字で法人名、内側に代表者の役職名を彫ります。
実は彫刻する文字に規定はありませんが、慣例から外れた印鑑では信用されません。
法的には規定がなくても、一般的なものを作った方がよいでしょう。
■書体
篆書で作ることがほとんどです。まれに古印体で作ることがあります。
■大きさ
10mm〜30mmという規定がありますが、18.0mmが一般的です。
■材質
ゴム印や浸透印など変形しやすい印鑑は登記出来ません。
主に使われているのは、柘、黒水牛、牛角、象牙です。印鑑の材質について

法人銀行印

法人銀行印 預金の出入・振替・小切手・手形など会社実印に準じて銀行取引に使用します。
■彫刻する文字
法人名と役職名を彫刻します。彫刻する文字は法人実印と同じですので、印材、大きさを変えるなどして、区別するのもよいでしょう。
■書体
篆書で作ることがほとんどです。まれに古印体で作ることがあります。
■大きさ
18.0mmか16.5mmが一般的です。
■材質
ゴム印や浸透印など変形しやすい印鑑は登記出来ません。
主に使われているのは、柘、黒水牛、牛角、象牙です。印鑑の材質について

角印(社印)

角印 登記をする印章ではありませんので、絶対必要という訳ではありませんが、 会社の顔ともいえる印章で、使用頻度はむしろ役職印より高いかもしれません。
領収書・請求書・見積書・契約書に単独もしくは役職印と並べて押します。
■彫刻する文字
法人名(屋号)を彫ります。会社名の後にバランスを見て「印」「之印」を付けることもあります。
■書体
篆書で作ることが多いですが、古印体・隷書・行書・草書などでも作ることもあります。 よく使う印ですので、太枠の篆書で作れば、枠の強度が上がります。
■大きさ
角印の大きさは本当に様々ですが、よく使われるのは、18mm・21mm・24mmです。
■材質
主に使われているのは、柘、黒水牛、牛角、象牙です。印鑑の材質について

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